練習のアイデア

  1. できないこと・苦手なことに集中する
    • できることを何度も練習するのではなく、できないこと苦手なことに集中することに練習の意味がある。
  2. 正確に弾けるテンポで練習する
    • ゆっくりしたテンポからはじめ、正確に弾けることを目指す。いくら速くてもデタラメでは、デタラメな演奏が身についてしまうので注意する。
  3. 弾き直さないことで本番をシミュレート
    • 本番を想定して、曲を通しで練習するときは引き直しをしない。本番をシミュレートすることで、練習と本番の境目をなくす。
  4. 自分の演奏を録音・録画し、客観的に見てみる
    • 演奏中はギターを弾くことに意識が集中するため、音や弾き方などの全てに気を配ることは難しい。録音・録画することで、客観的に自分の演奏をみることができる。音・リズム・フィンガリング・ピッキングなどの改善に活かせる。
  5. 反復練習、繰り返す、復習する
    • ギター上達も学習も繰り返して覚えることが重要。例えば、『Fのコードを押さえる』という動作では、数え切れないほど繰り返すことで、すぐに押さえられるようになる。
  6. アドリブと作曲は同じことだと理解する
    • その場で音を構築するアドリブは、作曲でフレーズやメロディを作る作業と同じことをしている。つまり、作曲能力はアドリブ能力に活かせる。
  7. 音は耳で覚える
    • 譜面の情報だけでは、完璧に音を再現することはできない。音をよく聴く→記憶する→ギターを演奏して再現する。という流れを意識する。音のイメージをストックすることで音感が育っていく。
  8. 考えることが成長につながる
    • アドリブでフレーズを弾くときも、テクニックを練習するときも、ただフレーズを弾くだけでは演奏技術以外は成長しない。
      • 「なぜ、この音がこのコードの時に使えるのか?」
      • 「このフレーズは何のスケールを使っているのか?」
      • 「運指が弾きづらいから、他のポジションで引けないだろうか」
      • など考えてみると、ギターテクニック以外も成長していく。
  9. 練習する内容を5W1Hで考えてみる
    • < Who / 誰が・誰と > 一人で練習する。もしくは、誰かと一緒にするのか。
    • < What / 何を > 練習する内容。教則本、スケール、コード、リズム、曲、課題など
    • < Why / なぜ > 曲を覚える。苦手克服など
    • < When / いつ > 決めた時間に、30分だけなど。習慣が望ましい。
    • < Where / どこで > 自宅、スタジオ
    • < How ? どうやって > 練習方法:オケに合わせる。メトロノームで。録音録画など 
  10. 基本をしっかりと学ぶ
    • 基礎練習の重要性を認識して、基本に立ち返って練習してみる