◎本書をお薦めする方々
いつも同じフォームでコードを弾いてしまう方/コードに発展性を感じられない方/これからコードを覚えるぞ!という方/バンドでギターを弾いている方などなど
本書ではオープン・コードを基本として様々なコードを学んでいきます。また、典型的なコード進行で響きを確認できるようになっているので実践的です。
本書を学ぶための予備知識として、インターバル(音程)とコードの構成音を学んでおくことをオススメします。押さえ方を覚えるだけではなく、構成音を理解して覚えることでたくさんのコードを押さえることができるようになります。
個人的に参考になった項目です。普段のコードとは違った響きのコードや4和音やテンションの入ったコードを弾くための方法を学べました。
また、著者の教則本は体系的な学習ができるので気に入っています。
PART1 基本はオープン・コード(オープン・コードの上で使える音、トライアドの平行移動と分解、四和音の平行移動)
PART2 コード内の2音を選んで弾く(コード内の3度と6度音程)
PART3 四和音の分解(3~4本の弦を使って四和音を弾く、四和音の中のトライアド+α)
PART4 四和音の発展的な奏法(四和音の中の3度音程と共通項、四和音を“R” “3” “7”の3声で弾く)
PART5 低音弦でのコードワーク(コードの転回型、経過音でコード・トーンをつなぐ)
コードに装飾音を加えたり、コード内の音を選んで省略した形でコードを弾くといった方法を学べます。コードの構成音の理解が深まりますし、
バッキングやリフなどのアレンジに役立つ内容になっています。