『ギターで覚える音楽理論』は通して読んだことがあるのですが、2度3度と何度も読むことで理解が深まっていくのを実感しています。
『ギターで覚える音楽理論 確信を持ってプレイするために』養父 貴(著)リットーミュージック
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PART1 基礎的な知識(メジャー・スケール出現の理由/スケールの覚え方)
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PART2 ダイアトニック・コード(メジャー&マイナー・ダイアトニックのコード進行/コード・スケール/テンション)
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PART3 実践的なコード使用法(ダイアトニック以外のコード/分数コード/セカンダリー・ドミナント/代理ドミナント/二次代理ドミナント/ディミニッシュ・コード)
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PART4 すぐに使える実例集(メジャー&マイナー・コードのミックス/リレイテッドIIm7/ブルース/その他のファンクション・コードなど)
スケールやコードといった基礎的な知識から、様々な機能のコードを実践的なコード進行で示されているのでとても参考になります。また、個人的にブルースの音楽理論的な考察が大変参考になりました。
本書の注意点として書いてあるのですが、基礎的な音楽理論(譜面の読み方、音程の度数の数え方、Keyについてなど)の説明は省かれています。ある程度の知識を持たないと読み進めるのが難しい内容だと思います。
☑︎音楽理論は音として身につける!
音楽理論を頭の中での知識として終わらせるのではなく、実際に音を体感して身につけることが重要だとおっしゃっています。
『プレイがもっと上達する ギタリストのための音楽理論』でも同じように言われていることから、重要な原則であるようです。
”音として身につける”を指針に勉強し直そうと思います。
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